チャレパンが行く

厄年に胞状奇胎と肺腺癌0期。抗がん剤は回避できて幸せ!な備忘録

肺腺癌③

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術前検査 

術前検査や入院説明は、採血以外は時間がかかるので後日改めて大学病院に行き受けました。

※胸部レントゲンも術前検査の必須項目ですが、今回は初診時に病巣確認で撮影していたのでありませんでした。

 

 

①採血

採血は初診日に造影CTするためにはGFRが必要なので採って帰ってね~って言われ、採血室に行くと待ち受けていたのはスピッツ10本。

目がぽぽーんと出そうなくらいびっくりしました。腎機能しか採るって聞いてないのに10本!?

明細見たら生化一般から末血に始まり、血糖、腫瘍マーカー、凝固因子系、感染症、血液型、心機能など、これ術前採血やーん・・・先生手術やる気満々やーんって脱力したのはいい思い出です(笑)

採血してくれた看護師さんが「多く見ますけど大匙2杯はいっても3杯はいかないですよ~」って声かけてくださり、足し算してみたら30ccは行くけど40ccは行かない量でした。普段から化粧してないと顔色があまりよろしくないので、採血中に声をかけてもらうことが多いのですが、このときは真剣な顔してたのが足し算してたなんて言えやしませんでした。

スピッツは小さいのが2cc、細長いのが4cc、太長いのが6cc(MAXとってたら9cc)ほどです。ちなみに健康診断は太長1本、小さいが2本が多いので大体10ccしか採っていません。小匙2杯です。

私は看護師時代、「多く見えますが、おちょこ一杯も無いんですよ~」って声かけしていました。おちょこ一杯=大匙1杯=15cc前後 ご高齢の男性には大匙といってもわかってもらえないのでこうなりました(笑)

 

②検尿

よくある検尿。一瞬で終了。

 

③負荷心電図

5分安静後に1回目、3分間踏み台昇降した後に2回目を取ります。

プチ病み引き篭もりスキル発動中の運動不足にはとってもつらい。

2分半くらいでやめたくなったのは内緒内緒。

 

④精密肺機能

肺活量の検査だけが今まで受けた術前検査と全く違っており、3つの大きな機械でめちゃくちゃ応援してもらえる苦しくなるまで吐き切る検査から始まり、途中で酸素を吸わされる検査や機械の指示通り呼吸する検査などがありました。

30分くらいかけて行い、吸ったり吐いたり30秒息止めさせられたりで、指示通りに呼吸することがこんなにしんどいとは・・・と終わった後げっそりしました。

 

⑤術前麻酔科外来

すごい普通のオバちゃんDrが出現。ざっと説明用紙の1/5もしゃべってない感じで、気になるところありますか?と言われ、挿管するとか知らなかったので聞いたら「肺の手術は絶対です。大丈夫です」、以前に硬膜外麻酔で右足が動かなくなり結局すぐ抜いたこと伝えると「この手術は絶対です。大丈夫です。」

 

・・・。

 

このオバちゃんダメだ。絶対オペ室からここに追いやられた麻酔科医だ・・・と自分を納得させ、わからないことは入院してから来てくれる担当の麻酔科医に聞こうとさっさとサインして終わらせました。ちゃんとした病院は術前日に必ず担当の麻酔科医が話しに来てくれますからね。

 

⑥入院オリエンテーション

ビデオ30分。意外とコンビニの場所や洗濯機の場所など知りたい情報を簡潔にまとめてる内容。

あと、私がありがたかったのは入院の保証人。”同世帯で無い者”としている病院が多いのですが、この大学病院は”扶養関係に無い者”でした。これはすごくありがたかった。私はすでに退職していましたが、傷病手当をいただいていたので夫の扶養には入れてもらっていませんでした。なので、保証人欄を夫に書いてもらうことができたので用意するのが簡単でした。

核家族が当たり前の共働き世帯が多くなってきているこの時代に、”同世帯でない”と”扶養関係にない”の差はすごく大きいと私は思います。

 

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