チャレパンが行く

厄年に胞状奇胎と肺腺癌0期。抗がん剤は回避できて幸せ!な備忘録

肺腺癌⑧

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術後の回復について(後編)

 

 

内服薬

 

私が入院中に定期で処方してもらっていたのは2種類だけです。①ネキシウム ②ルネスタ です。

 

①ネキシウムは胃酸を抑える効果のある胃薬です。朝一回だけの内服で術後4日目まで飲みました。

痛み止めはロキソニンなどの内服薬だけでなく点滴でも胃を荒らします。

胃に直接入れないからとかは関係なく、痛み止めの成分自体が影響します。私は看護師になる前は、胃に直接痛み止めを入れるから胃が痛くなるのであって、座薬や点滴は大丈夫だと思っていました。こう思ってる方は多いのではないでしょうか?

実際に痛み止めは、翌日まで点滴でアセリオとロピオンを使い、2日目からはロキソニンカロナールを術後5日目まで12時間毎に使っていましたが、胃が痛くならずにすみました。

術後の痛みは我慢すべきものではないので痛い時は使うのが正解です。もちろん最低6時間以上空けるなどのルールは守って。しかし胃痛が強く出た場合は使えなくなることもあります。痛み止めと胃薬は切り離せない存在ですね。

 

②ルネスタ睡眠導入剤です。私は睡眠が浅く精神的に弱ってるときは眠れなくなるので、最初から申告してルネスタをもらいました。ルネスタを飲むと私は夜中に目が覚めることは無いので、快適大部屋生活を送れました。

 

活動量

 

2日目からはゆっくりであれば7階の病棟から1階のローソンへ行くくらいはできました。ナースコールも押すように言われたとき意外は一度も押さずです。元看護師ゆえに看護師の業務の多忙さを理解しているので、動けない時以外は押せませんでした。基本的に詰め所の誰かに対応してもらえれば、というものは全て自分で動いていました。(アイスノン欲しいなど)

ただ、退院するまで37度後半の熱があり、100mほど歩くと右肺が動かない感じがあり息苦しさは常にありました。そのせいで続けて動くのはしんどかったです。でも動かないのは便秘にもなるし回復が遅れる一番の原因!とローソンのカフェオレをご褒美に院内あちこち歩き回っていました。本当にしんどいときは病棟周辺ですぐに助けを求められることには気をつけながら。

一番辛かったのはエレベーターが来ず10分ほどホールで立ちっぱなしだったことかもしれません。

 

年齢層と退院

 

術後翌日は病室でレントゲン、2日目は自分で放射線科まで歩いて行ってレントゲン。(しんどければ、助手さんに車椅子で連れて行ってもらうこともできました)

見るからに自由に動いていたら「術後6日目に採血して7日目に退院と思ってたけど、回復早いから早く帰りたい?」と主治医に聞かれ、帰りたい!って返すと、3日目に採血して結果がよければ5日目の朝に退院予定組んでくれました。

5日目が日曜日で、迎えに来てくれる夫が休み調整をせずに済むので5日目退院に飛びつきました(笑)

採血は問題なく5日目に退院。主治医に「ほぼ全てが最短。若いってやっぱ違うね~」と笑いながら言われました。そうなんです、肺癌は40歳代から統計が取られ60~70代の方が多いので、病棟内も20代の子が一人、30代は私だけ。あとは見るからに50歳以上の方ばかりでした。一度、空調の調子が悪くて病室が低温サウナのようになったので、動ける人はみんなデイルームに集まることがありそこで知りました(笑)

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