チャレパンが行く

厄年に胞状奇胎と肺腺癌0期。抗がん剤は回避できて幸せ!な備忘録

胞状奇胎⑥と肺癌疑い

肺癌疑いと胞状奇胎の管理

 

CTとったら侵入奇胎ではなく、肺癌を疑われました。

通っていた総合病院に呼吸器を執刀できる外科医はおらず、転院を勧められました。

ただ、胞状奇胎が非順調型で抗がん剤治療をするか考えあぐねている状況。

胞状奇胎は500妊娠に1人、300分娩に1人と言われており、侵入奇胎はその中の1割~2割に発症する比較的珍しい疾患。

私が住んでいる自治体はありがたいことに大きな病院が多く、胞状奇胎の転院の際には選択肢がかなりありました。しかし、呼吸器外科は意外と少なく、侵入奇胎の管理が出来る吸器外科を持つ病院は、さすがに大学病院しかありませんでした。

 

呼吸器内科の先生はすぐに婦人科共に転院すべきと紹介状を用意してくれましたが、婦人科の先生は抗がん剤が必要になれば婦人科も大学病院へ管理をお願いしたいという考えでした。

なので、呼吸器外科だけ大学病院に通いだし、婦人科はそのまま総合病院に通う生活が始まりました。

ただ本当にたまたまですが、大学病院は北に自転車で10分、総合病院は南に自転車で10分の場所に住んでおり、通院自体はそこまで大変ではありませんでした。

 

呼吸器外科を受診すると手術をしたら1ヶ月は抗がん剤はできないといわれ、それを婦人科の先生に言うと、侵入奇胎が確定したらそんなに待てない!と言い返されました。んじゃ大学病院に転院させてくれよ。と思っていると、毎週採血して経過を見ることになっていました。そして下がり方は緩やかながら上がることはなく、上がらない限りは体への負担が大きい抗がん剤はしない転院も必要ないって考えの医師であったため、もしもの時を考え大学病院の呼吸器外科の先生に随時hCGの状態を相談し、呼吸器外科の先生を通し大学病院の婦人科の先生には抗がん剤が必要になったら受け入れるよって言ってもらっていました。

 

結局一度わずかに上昇しましたが、翌週に下がり誤差と判定され、妊娠検査薬でも陰性になるくらいまで下がったあたりで肺の手術をしました。退院後少ししての採血がhCG0.5mU/ml。0.5未満がカットオフになるので一応カットオフではないけど、カットオフと考えてもらっていいと言われました。肺切除により体調も悪かったので1ヵ月後にカットオフ判定し、1次管理終了にする予定となりました。

書いているときはその1ヵ月後を待っている期間です。

 

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hCGが高感度の検査薬でも尿検査では陰性となる25mU/ml前後くらいで、綺麗な高温期が始まり、約半年ぶりに生理がきました。アプリの計算では192日ぶりの生理でした。

 

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