チャレパンが行く

厄年に胞状奇胎と肺腺癌0期。抗がん剤は回避できて幸せ!な備忘録

胞状奇胎④

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私の文章力の問題で時間がわかりにくいので、私の基礎体温カレンダーです。

21日が総合病院初回受診

25日か掻爬1回目

翌月1日が掻爬2回目

病院指示で掻爬1回目退院後から基礎体温をつけ始めました。

 

 

 

2回目の掻爬と経過観察

 

胞状奇胎の場合、昔は1度掻爬した後に綺麗になっていることをエコーで確認できていても2回するのが絶対でした。

しかし、今は1回目で取りきれなかった場合や、1回目の掻爬後にhCGの低下が悪く子宮内に絨毛組織が残っていると考えられる場合にします。

 

胞状奇胎には子宮が急速に大きくなり、通常の妊娠より子宮がやわらかい傾向にあるといった特徴があります。

私の場合、体質的なものか、一度帝王切開している影響かはわからないが、やわらかく大きくなった子宮が後屈し奥のほうに器具が届かなかったそうです。

また、柔らかい子宮で無理をすると穿孔のリスクが高いので、届かない場合は無理しないと術前から言われていました。2回目より穿孔の方が怖いので、取れなかったことには納得済みです。

術後のエコーでも残った絨毛組織が確認できました。

胞状奇胎は流産と違って、残ったものが自然に出てくるのを待つことはできません。退院した日に次の手術日が決まりました。

 

2回目の手術は1回目からきっちり1週間後。

2回目の手術前日のhCGは7412.6 エコー上で子宮の回復(収縮)が確認でき、この状態であれば全て掻きだせるとのことで予定通り入院し、1回目と同様に手術を受けました。ラミセルが軽度の生理痛程度であったことも、ピリピリ薬液が激痛だったのも一緒で、麻酔時は先生を内心で罵りまくりました(笑)

 

術後1週間後に診察を受け、子宮の状態は問題なく、hCG1430.6。

ここからは定期的に血中hCGを測定して経過を見ていくことになりました。

 

胞状奇胎の経過観察は術後は1週間後毎、経過がよければ2週間・1ヶ月と採血の間隔を延ばしいき、5週、8週、24週のポイントで基準値をクリアしているかを確認する1次管理とそれ以降の2次管理があります。

 

私の主治医は自分の感覚と経験で採血のフォロー期間を決めるタイプでネットに落ちている情報とは違うことが多々あり、悩みに悩んで信頼しているかかりつけの婦人科の先生に相談しに行ったりもしました。(セカンドオピニオンとかではなく、普段から行ってる個人院の先生に子宮がん検診のついでに相談した感じです)

hCGの下がりが良いと2週間、下がりが悪いと1週間、学会とかがあると3週間でもまぁいっかって感じでちょっずつ伸ばすどころか、3週間空けたと思ったら、笑えるくらいゆっくりしか低下しない私のhCGに13週目以降は毎週採血して確認していました。

ちょっとでも上がったら抗がん剤を使う。不正出血に奇胎がいたら抗がん剤を使う。もう一回掻爬して奇胎がいたら抗がn・・・

 

抗がん剤使う使う詐欺か!?ってくらい行く度に抗がん剤抗がん剤言われまくるも、先生が提示した結果をことごとく裏切るのが私の体で、非順調型なのに最後まで抗がん剤は使わずに24週を迎えることとなりました。

むしろ私は8週目の結果で抗がん剤の使用は覚悟していました。それを使わないと判断したのは主治医。それなのに毎週ちらつかせるとかどういう了見だ! 

 

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